本編の前にお知らせです。
「とまとの呟き」の姉妹版・小説を書いています。
新しい作品「六十年後の未来に来てみたけれど」を公開しています。
今は第五十話めを公開しています。
連載形式ですが、途中からでも、一話ずつでも読めますよ。
話の展開がわかりやすくなるように、主な登場人物の解説つきです。
下のバナー「とまと文学部」の文字をクリックすると、小説のページに飛べますよ。
よろしくお願いします。
tomatoma-tomato77.hatenablog.jp
~ここから本編~
今日は定期的に通っている精神科の病院の通院日でした。
いつも主治医とはいろいろな話をします。
先週、美容室に行き髪を切ったのですが、主治医はすぐに気付いてくれました。
髪型を変えて気付いてもらうのって嬉しいですよね。
私の主治医は女医さんだからか、髪形以外に服装の小さな変化にも敏感です。
以前、ネイルをしていた頃も、ネイルの色が変わるとすぐに気付いてくれました。
服装も私がお気に入りのキャラクターもののトレーナーを着ていたりすると、可愛いと言ってくれます。
主治医とは相性がいいです。
今日も様々なことを相談してきました。
私は今、治療を優先させるために仕事をしていません。
今はまだまだセーフティーネットに頼って生きていいと、主治医はアドバイスしてくれます。
今の私は転機やチャンスをじっと待っています。
まだまだ本格的に年金をもらう年齢でもありませんし、何か仕事をするなら現役の年代です。
しかし、今は治療を優先させるべきであり、じっと待つ時期ですね。
何か仕事をするにしろ、そのチャンスが巡ってくるか、或いは自分で掴み取る機会があるか。
いずれにせよ、そのチャンスを待つ時期にあります。
これには、主治医は大いに賛成し応援してくれています。
そうです、今の私はチャンスを待ち、力を蓄える時期にあるのです。
今日はそんな話をしてきましたね。
何と言っても、気に入った新しい髪形に気付いてもらえたのは嬉しいですね。
髪型が気に入るとテンションが上がりませんか?
特に女性はそうですよね。
今日の診察で髪形の変化に気付いてもらい、主治医とは女性同士としても通じ合うことができました。
こういう信頼関係って、治療を円滑に進めるうえで大事ですよね。
髪型、大事ですね。
そう考えると、美容師さんのお仕事というのも大変意義があるものですね。
綺麗にカットしてもらい、主治医にも気付いてもらう。
これだけでも、治療の効果は上がりそうです。
これからも治療は続きますし、私には自閉症スペクトラム障害という障害があります。
障害があることで、今後もずっと何らかのサポートが必要になることでしょう。
今の主治医となら、二人三脚で歩いて行けそうですね。
人間的にも素晴らしい医師です。
女性としても相性がいいですし、小さな変化にも気付いてもらえるなら、私も張り合いがあります。
変な話ですが、通院が楽しみでもあります。
確固たる信頼関係が築かれているんですよね。
治療と障害のサポートはまだまだ続きますが、前向きに取り組んでいけそうです。