ネット上の集団ヒステリー

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写真はイメージです。

 

私はこのブログ以外ではX(Twitter)で活動しています。

Twitterは全世界にユーザーがいて、正に社会の縮図ですね。

 

その中にはある種の集団ヒステリーが起こっている界隈があります。

誰かが何かを発言すれば、上を下への大騒ぎ、言葉の意味を一部だけ切り取って発言者を叩くという現象が起こっていたりします。

 

そういう集団って心に余裕がないんですよね。

ちょっとした発言なのに過剰に反応して大騒ぎ。

良い意味に取ればいいものを、なぜか悪い方向にしか捉えないんですよね。

 

リアルでは面と向かって言えないことを言えるのはネットの良い点ですが、逆にそれが悪い点になってしまう時もあります。

それが集団ヒステリーですね。

発言の主旨を取り違えるだけではなく、多数で一人の発言者を叩くなど恐怖を感じますね。

 

どうしてこういうことになるのでしょう?

心に余裕がないからですが、その他にもある特定のものに夢中になるあまり周りが見えなくなるからですね。

とにかく絶賛しなければならないという雰囲気が漂っている集団は危険です。

正義が暴走し、行き過ぎた規範意識がその集団を支配するようになると、その他のものは悪という歪んだ正義感が形成されます。

 

こういうことが重なって集団で一人の発言者を叩くことが正義になってしまうのです。

リアルでは思っていても口に出さなかったり、叩いたりはしないのに顔が見えないネットの世界では容赦なく相手を叩く。

人間の醜い本質が見えてきますね。

 

先日も私が敬愛するTHE ALFEEについて書いた時、お話ししましたがいい大人が些細なことで右往左往。

日本は平和なんですよね。

平和だからこそネットに集まって誰かを叩くというくだらないことが横行するのです。

衣食足りて礼節を知るのではなく、衣食足りても礼節を知らず。

これに尽きると思います。

 

心の狭さ、余裕のなさ、これらがネット上の暴走を生んでいますね。

ちょっとした発言で蜂の巣をつついたような騒ぎになり、一斉に発言者を叩く。

もう少し寛容に視野を広く持ってもらいたいものです。