己との戦い

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tomatoma-tomato77.hatenablog.jp

写真はイメージです。

 

私はこのブログ以外ではX(Twitter)で活動しています。

いろんな人がいていろんな話があるのですが、その中には今の自分を好きになれず不幸を嘆いている人もいます。

じっと見ていたら、あることに気づきました。

 

自らを不幸と嘆く人の多くは、世間一般の”普通”に合わせようとしているのです。

就職していないから、結婚していないから、出産していないから、持ち家ではないから、などなど、他人と比べて自分は出遅れている、よって不幸である。

こういう思考のようです。

 

果たして、それで良いのでしょうか?

私は懐疑的です。

世間ではこれが普通だから、みんながそうだから、そういう考え方は理解できません。

 

就職していなくても、結婚していなくても、出産していなくても、持ち家を持たなくてもいいと思うんですよね。

自分にとっての幸せは何か?

それを見極めて無理に世間一般の”普通”に合わせるのではなく、自分だけの幸せを追求する。

そうすれば真の幸せを掴める。

私はそう考えています。

 

私自身も今は働いていませんし、数え切れないほど職場をクビになりました。

私には自閉症スペクトラム障害があることで、一般的な就業は困難なのです。

しかし、私は自分が不幸だとは思いません。

これは私の特性なのです。

それでいいのです。

 

それに、私は一度結婚しましたが今は離婚して一人です。

自分の子供はいません。

自分の意思で子供は持ちませんでした。

ですから、出産している人が羨ましいとも思いません。

 

離婚してからはずっと賃貸住まいです。

結婚していた頃は持ち家に住んでいましたが、それも捨ててきました。

でも、これでいいのです。

一人の気楽で自由な生活を手に入れましたから。

 

そういえば、死んだ父が言っていました。

人生は競争だと。

人と比べて、より良い学校に入り、より良い会社に入り、より良い配偶者を得る。

父はこれが幸せだと言っていましたが、それは違いますね。

 

幸せは自分の中の自分の基準が作るのです。

人と比べて競い合う時間があったら、自分は何を楽しいと感じるか、何がしたいのかを考えた方が良いです。

 

戦う相手は他人様ではありません。

自分自身なのです。