昭和の馬鹿オヤジ

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イラストはイメージです。

 

すごいイラストですね。

少し前からフリー素材を使ったイメージ画像を入れることにしましたが、今日のイメージ画像はすごいです。

すご過ぎて笑えますね。

今日のテーマにぴったり過ぎます。

 

昭和の馬鹿オヤジ。

このイメージイラストのように、話が通じない、頑固、独善的。

いろいろなイメージがあると思いますが、今日は私の死んだ父の話をします。

 

まず、馬鹿のその一。

結婚年齢マウントですね。

 

父は常日頃こう言っていました。

30歳を過ぎて未婚の者は心身障害者である。

 

これはマズいですね。

現代でこんなことを言おうものなら、政治家なら辞職、芸能人なら大炎上ですね。

 

父は24歳の若さで結婚しました。

母に惚れ込み、母の顔さえ見れば結婚してくれとうるさかったようです。

その念願かなって24歳で結婚。

結婚こそが全て、結婚こそが幸せ。

こんな風にのぼせ上がった父はマウントを取りたかったんでしょうね。

 

しかし、若くして結婚はマウントを取れるようなことでしょうか?

違いますね。

この、父の30歳過ぎて未婚は障害者発言は、暴言、妄言、大失言ですね。

一般人でもこんなことをSNSなどで言おうものなら炎上です。

それか、思いっきりバカにされるかですね。

父はもう亡くなりましたが、昭和の馬鹿オヤジの典型ですね。

聞いている方が恥ずかしいとはこのことでしょう。

 

そして、馬鹿のその二。

私に対するセクハラです。

 

私は発育が早い方でした。

そんな私をジロジロ見ては、父はこう言いました。

 

とまとはオッパイとお尻が立派だから、お父さんは心配だ。

変な男に捕まらないか心配だ。

 

もう文字にするのも恥ずかしいセクハラですね。

父はこんなことも言っていました。

 

とまとも大人になったらお勤めをするんだろうけれど、電車に乗ったらオッパイを触られたり、お尻を撫でられたりしながら会社に行かなきゃならないんだ。

 

これも文字にするのも恥ずかしいセクハラ発言ですね。

要するに、女性は痴漢をされるものという思い込みです。

女を馬鹿にしたセクハラ発言。

到底、容認できるものではありません。

こういうことが常識としてまかり通っていたとは、憤慨ものですね。

 

昭和の馬鹿オヤジ、そろそろ絶滅ですね。

父は20年以上前に病死しました。

こういう価値観の男はいつまでも生きていられては困ります。

 

更にもう一つの馬鹿のその三。

 

父は家事と育児は一切しませんでした。

母もフルタイムで働いていたのに、朝早くから出汁から作る味噌汁を作らせたり。

子供は母親が一番好きという、くだらない母親信仰を持っていましたね。

私は母は嫌いでしたが、男は子育てに手を出すべきではないというおかしな信仰があったんですよね。

 

まあ、母もおかしいですね。

フルタイムで働いているのに全ての家事を引き受け、疲れ果てているのに鞭打って働いていました。

 

昭和の時代のナンセンスって、男と女の馬鹿し合いですね。

プライドばかり高くて都合の悪いことは女に丸投げする馬鹿男と、それを甘んじて受け入れる阿呆女。

 

私の父と母はこういう組み合わせでした。

もう、馬鹿としか言いようがありません。

 

私と元夫が家を建てた時、完成してすぐの頃に父、母、弟を招待して食事をしたのですが、元夫が料理上手なのを見て父は腰を抜かさんばかりに驚いていました。

馬鹿なのは、あなたの方。

私は父の様子を見て内心そう思っていました。

 

時代は令和です。

結婚が早いことはマウントを取るようなことではありませんし、女性を過剰に女性として見てセクハラをすることは糾弾されるべきことです。

そして、家事は家族で分担し合うものです。

 

常識は時代と共に移り変わります。

昭和の馬鹿オヤジのとんでもない言動は消え去っていくものでしょう。

 

それにしてもお恥ずかしい。

馬鹿オヤジは絶滅してもらわないと日本沈没ですね。